クローン病の記録

2004年にクローン病発病。闘病の記録をお伝えします。

入院をした時の気づき

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こんにちは。

記事をご覧いただきありがとうございます。

2004年からクローン病を患っている西野貴丈(たかひろ)です。

 

入院中は考える時間や読書をする時間があり、改めて自分と対話し、見つめ直す静かな時間を持つことができました。

 

自分を見つめる時間は普段の生活では、仕事や家事、育児などに追われているとなかなか持つことが難しいと思います。

 

今回感じたことは、

 

①感謝の気持ち

大腸のポリープからの出血が原因で、意識を失い、救急車で約1時間かけてかかりつけの病院まで搬送していただき、緊急入院をしました。

 

たくさんの方々に支えられたお陰様で原因がわかり、適切に処置していただき、体調が戻ることができました。

感謝の気持ちをまとめると、

 

・子供達が登園、登校した後に意識を失ったので、子供達に心配をかけることがなかった。

・意識を失った時に、妻がそばにいてくれて救急車を呼んでくれる対応をしてくれた。

・救急隊が適切な処置をして、1時間かけてかかりつけの病院まで搬送してくれた。

・病院側が緊急入院を受け入れてくれた。

・看護師さんが入院中に点滴や採血など面倒を見てくれた。

・先生が検査、入院中の治療方針、退院のゴール設定を体に負担が無いように明確に示してくれた。

・栄養士さんが普段の食生活にどのように気をつけたらよいかアドバイスをくれた。

クローン病のことについてたくさん質問をさせていただき、先生、看護師さん、栄養士さんの皆さんが丁寧に答えてくれた。

・仕事を休むことを職場が理解してくれたこと。

・入院中に家族、両親、兄弟、親戚、職場の方、支えてくれる全ての方が心配をしてくれたこと、温かい応援の言葉をかけてくれたこと、祈ってくれたこと。

・自分の体について学ぶことができて、体をどのように扱ったら健康を維持できるか自分なりに考えられたこと。

・健康以上の欲、物欲、人からの目線、地位などは必要以上に必要がない。

 

振り返るとたくさんの感謝できることがあることに気づきました。

 

そして、感謝をするということは、自分1人で生きているのではなく、たくさんの人に支えられて「自分は生きている」という自分本位の考え方ではなく、「支えてくれる人たちに生かされている」のだと改めて実感しました。

 

クローン病は特に食事の制限が厳しく自分を律することが大切ですが、自分の健康を維持することは、支えてくれる方々を笑顔にする大切なことだと思いました。

健康でいることが、身近な人のため、自分が接する方がへの社会貢献になるのだと思います。

 

考え方や行動、言動は自分本位で、相手への思いやりの気持ちが欠けていなかったか?

自分は病気だから、自分が人に何かを与えることより、自分のことを心配してもらう、きにかけてもらう、面倒を見てもらう等、与えてもらうことばかり考えていなかったか?

 

今までの自分の行いを振り返るきっかけになりました。

 

感謝ができることを振り返り、たくさんの方の支えがあり、今の自分がいることに気づかさせていただきました。

 

感謝の気持ちは、自分の中にあるだけでは本当の感謝とは言えない。

「ありがたい」「感謝」の心が湧いた時に、感謝のきもちを相手に伝わる言葉や形や行為などにして相手に伝えることが本当の感謝だと言えます。

 

クローン病で、感謝の気持ちを最も表せる形は、

・食事に気をつけて自分を律すること。

・健康でいるという信念を持って生きること。

寛解期間(健康でいられる期間)を維持すること。

・体と心を労わり、体調に合わせて無理をしないこと。

 

健康でいることで、家族や大切な人と笑顔でいることが感謝の気持ちを伝えることだと感じました。

 

感謝の気持ちを形に表して伝え、自分にできる範囲で、社会に貢献、与えられることを与えられるようになりたいと思いました。

 

自分本位ではなく、このように考えを持ち、自分を改められるようになったのは、クローン病に感謝ができる事の1つだと思います。

 

僕にとってクローン病は、「大切なことにきづきなさい」といつもメッセージをくれる相棒です。

 

と、クローン病ともっと仲良くなっていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


私の経験が少しでも、皆さんのお役に立てば幸いです。

質問等ありましたらコメント、メッセージをお願いします。

 


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埼玉県朝霞市で自然療法、伝統療法をベースに、ヨガ、足もみ整体(反射区療法)、アーユルヴェーダアロママッサージ、カフェ、ワークショップなどを通して体と心の内側から健康になれるホリスティックなセラピーを目指しています。

 


体(Body)×心(Mind)×食(Food)が自然に調和するセラピー。

健康で自分らしく生きるライフスタイルを提案します。

 


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