クローン病の記録

2004年にクローン病発病。闘病の記録をお伝えします。

【入院療養⑤】小腸造影検査

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小腸の検査が終わりました。

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小腸造影検査は、鼻からチューブとワイヤーを入れて、小腸まで入ったら風船を膨らませて固定します。

 

チューブからバリウムと空気を小腸に入れてレントゲンを撮ります。

 

チューブが喉を通る時、喉にチューブが触れるたびに吐き気が続いて苦しいのですが、今回担当の先生がとても上手で今までで1番苦しくありませんでした。

言葉がけも丁寧で、優しい空気感を作って貰えたので安心して検査を受けられました。

 

結果は12月に狭窄が見つかった所は、なんと炎症も無く少し広がっていました。

 

現段階で、外科的な手術はしなくても大丈夫だろうと言うことになりました。

 

12月時点では風船で小腸を広げるバルーン手術が必要ということで、覚悟していましたが、手術をしなくて良い結果に感謝です。

 

小腸全体に炎症は全く無くとても綺麗な状態でした。

 

ノートの写真が12月の検査結果です。

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これで消化器官全ての検査は終り、今回の入院の原因は、「大腸ポリープからの出血」、「出血による強度の貧血」も分かり、クローン病の悪化が原因ではありませんでした。

 

検査後、退院に向けた計画を先生と話し合いながら進めることができました。

 

血便が出て、意識を失い、救急車で搬送されて緊急入院から絶食と検査が終わるまで10日間。

 

検査を受ける不安、結果を待つ不安がずっと頭の中をぐるぐる回っていました。

クローン病が悪くなって手術になったらどうしよう?、食事に気をつけていたのに何がいけなかったのだろう?と悪い想像や、自分を責めてしまう考えがいつも頭をよぎりました。

 

検査を終えてホッとしました。

今回の入院で学んだことを未来に繋げていきたいと思います。

クローン病に苦しまない健康は必ず自分で保つことができると信じて。

 

栄養剤の補給から少しずつ食事が始まり退院に向けて次のステップが見えてきました!

 

12日ぶりの食事楽しみです!